日焼け止めを使用する理由として「紫外線による皮膚がんのリスク」をあげる人がいますが、これはほとんど欺瞞であると言わざるをえません。
というのも、こういった立場から日焼け止めの使用が必須であることを書く人たちは、「紫外線による皮膚がんのリスク」を主張するわりに、「日焼け止めを原因とした発がんのリスク」や「肌トラブル」や「ホルモンバランスの乱れ」などの問題は都合よく度外視しているからです。
日焼け止めを美白という目的で使う人を肯定したい
日焼け止めを「健康のため」ではなく「美白のため」に使用しているという立場を自覚的に選択肢している人を、私は肯定的な眼差しで見ています。
なぜかというと「美白のため」に日焼け止めを利用している人というのは、「日焼け止めを使用することによるリスク」を全面的に背負おうという覚悟ができており、「目先の美白を維持すること」という瞬間的なアンチエイジングに対する腰がすわっており、日焼け止めへのスタンスの純度が高いからです。
美白派の日焼け止めは日焼け止めの基本を教えてくれる
紫外線は体内のビタミンDの生成をうながすために一日の間にある程度浴びる必要がありますが、「美白」を求めて日焼け止めを使っている層の人は、がんを予防する成分でもあるビタミンDの体内生成などよりも「自分の肌を白くすること」をとるのですから、その「美白」への強い意思には、見上げた根性があるでしょう。
日焼け止めというものはそもそも美容のためのアイテムであって、医薬品ではないということを忘れてはいけないということを教えてくれるという点で、「美白派」の日焼け止め利用はじつに正しいのです。
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